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“英語の達人への道 : Episode #38” 英語の中の外来語:ラテン語を語源とする英単語

 

 

英語は色々な言語の影響を受けていて、フランス語、ドイツ語、イタリア語などを語源とする単語も数多くあります。もちろん日本語を語源とする英単語も多くあり、「Anime」、「Manga」、「Karaoke」などが有名です。

ところで普段ビジネスで使っている英単語の中にラテン語を語源にもつ英単語が多いことご存じですか?

今回のEpisodeではラテン語を語源とする英単語についてご紹介したいと思います。

 

 

 

ラテン語とはどんな言語?

 

ラテン語は古代ローマ帝国の公用語だった言葉です。現在ではローマ・カトリック教会の本山があるバチカン市国でしか使われていません。

 

なぜラテン語かというと、ローマ帝国はラテン人により構成されていたからです。

ローマ帝国は紀元後395年に欧州全体を東西分裂するまでの約400年間栄えた一大帝国で、ローマ帝国衰退後も彼らが欧州中に残した建築物や街道などは使われ続けました。

 

また、ローマ人が残したのはそれら建築物のみでなく、彼らの言語であるラテン語も使われ続けました。

それはキリスト教徒が聖書を書く言葉にラテン語を使ったからで、欧州でのキリスト教の権力が高まるにつれラテン語の権威も高まり欧州中に広まりました。

 

その後、これまで口語の俗語として扱われていたドイツ語、フランス語、スペイン語などに文語が確立されて文書が出始めました。これを契機にそれまで欧州でただ一つの文語だったラテン語は徐々に存在意義を失い、ドイツ語、フランス語、スペイン語などがそれぞれの国の言葉へ移行していきました。

 

ところで、英語の中でラテン語由来の単語が多い要因は、1066年に当時フランス北西部の領主であったウィリアム王がイングランドを征服したことに遡ります。フランスに征服された英国社会の上流階級貴族の間では長くフランス語が使用されていました。

フランス語とイギリスのアングロ・サクソン族の言葉が混じり合った英語がその後誕生することになりました。

 

そもそもフランス語自体は古代ローマのラテン語を母体として生まれた言語なので、現在でも英仏語の両方にラテン語を語源とする単語が多く残っています。

 

 

 

ラテン語を語源とする英語の数々

 

ビジネスシーンでも良く使うラテン語語源の単語の代表的なものを紹介します。

 

1⃣ 「etc.」 (et cetere)

日本でもお馴染みの「~など」という略語です。発音は「エトセトラ」です。

表記の際は、A, B, C, etc. となります。

 

  In case of any changes in the telephone number, address, email, etc., please inform us.

  “電話番号、Fax番号、住所等に変更が生じた際は、すぐにご連絡ください。”

 

2⃣ 「vice versa」

「逆もまた同様」、「逆もまた然り」という意味です。 「v.v.」と略される場合もあります。

 

  She loves me and vice versa.

  “彼女は私を愛しており、逆もまた同様です。(私も彼女を愛しています。)”

 

3⃣ 「ad hoc」

「このための」、「その場限りの」、「臨機応変の」という色々な意味がある多義語です。

下の例文では「この問題のための委員会:特別委員会」ということ。

 

  We are going to organize an ad hoc committee.

  “我々は特別委員会を組織する予定です。”

 

4⃣ 「de facto」

「事実上の」という意味です。「de facto standard」という表現は、市場競争を勝ち抜いた製品や規格が事実上の標準となることです。

 

  Mike became the de facto leader of the new team.

  “マイクは新しいチームの事実上のリーダーとなった。”

 

5⃣ 「per se」

「それ自体は」、「本来は」という意味のフレーズです。発音は「パー・セイ」です。

英語では「by itself」、「in itself」の意味。

 

  He’s not shy, per se. He’s just a loner and not very sociable.

  彼は内気ではありません。彼はただ孤独が好きで、あまり社交的でないだけです。

 

6⃣ 「i.e.」 (id est)

「すなわち」、「換言すると」という意味の略語です。

 

  He purchased a lot of things i.e. a pillow, a blanket, etc.

  彼は多くの物を購入しました。すなわち枕や毛布などです。

 

7⃣ 「versus」

「対」、「に対する」という意味です。 「v.」、「vs.」と略されることがあります。

 

  We need to consider cost versus benefit anytime.

  我々は費用対効果についていつも検討する必要がある。

 

8⃣ 「e.g.」 (exempli gratia)

「例えば」、「例を挙げると」の意味です。

 

     Air contains many substances, e.g. oxygen, nitrogen and carbon dioxide.

     空気には多くの物質が含まれている。例えば、酸素、窒素や二酸化炭素などです。

 

9⃣ 「CV」 (curriculum vitae)

「履歴書」という意味のフレーズ。「スィーヴィー」と発音します。

因みに、企業等に提出する「履歴書」という意味でのCVはイギリス英語圏のみで使われる表現で、アメリカ英語は「résumé」が使われます。この語源はフランス語です。

 

ただし、アメリカでは「CV」と「résumé」が異なる2つのタイプの文書として認識されていて、「CV」はアカデミックな職種のポジション応募時に多く使用され、これまでの経歴、実績や研究の成果を細かく数ページにわたり記載する書類となります。

 

  As the attached CV details, I have a degree in finance.

  添付の履歴書が詳しく述べているように、私は財政学の学位を持っています。

 

 

 

<今日のビジネスで使えることわざ>

“目には目を歯には歯を”

「An eye for an eye, a tooth for a tooth.」

 

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