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“英語の達人への道 : Episode #39” ボキャブラリー:「Autumn」と「Fall」が生まれた歴史的背景

 

 

 

台風が過ぎ去り急に秋らしい過ごしやすい季節になりましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。

 

日本では“食欲の秋”、“読書の秋”、“芸術の秋”と呼ばれ、いろいろな活動をするのに最も快適な季節となりました。ところで英語には秋を表す単語に「autumn」「fall」がありますが、2つの言葉の語源をご存じでしょうか?

 

この2つの英単語の語源について紐解いて見たいと思います。

 

 

 

アメリカ英語は「fall」、イギリス英語は「autumn」が使われる歴史的な背景

 

 

皆さんも学校で習ったと思いますが、“秋”を表す言葉としてアメリカ英語では「fall」、そしてイギリス英語では「autumn」が使われています。

 

昔々のイギリスでは、英語で“秋”を表す単語は「herfest」という現在は使われていない単語が使われていました。「herfest」は現代英語で収穫、収穫の時期の二つの意味を持つ 「harvest」の語源となった単語です。

 

その後イギリスで「autumn」「fall」の2つの単語が生まれました。

先に生まれたのが「autumn」で、1300年頃にラテン語で秋を表す単語「autumnus」を語源して生まれました。

 

それまで使われていた「herfest」が収穫と収穫時期のどちらの意味にも使われるので煩わしいということで、イギリスでは秋を表す言葉としては「autumn」が生まれ定着しました。

 

その後1600年代になると、イギリスの詩人たちが夏から秋への季節の移ろいを愛でる気持ちを表す詩的表現として、“落ち葉”を表す「fall of the leaves」から“落ち葉の季節である秋”と拡張した表現を使い始めました。その後「of the leaves」が省略された「fall」が秋を表す新しい言葉となりました。

 

この頃からイギリス人のアメリカ大陸移住が始まり、イギリスで生まれた「autumn」「fall」の2つの単語はアメリカに渡りました。

 

秋という意味で「fall」が初めて辞書に掲載されたのは1755年、アメリカ合衆国がイギリスから独立する1年前にノア・ウェブスターが編纂したアメリカ独自の辞書でした。

 

イギリスからの独立の象徴としてイギリス英語と違いを際立たせたアメリカ独自の英語辞書を目指す中で、アメリカ独自の言葉として「fall」を選んだと考えられています。

(参照:Episode #14 アメリカ英語とイギリス英語の違いはなぜ生まれたのか?)

その後はアメリカでは秋は「fall」が完全に定着しました。

 

 

秋を表す「autumn」「fall」のそれぞれの単語の歴史的背景をご理解頂けたでしょうか。

「autumn」はイギリス英語、「fall」がアメリカ英語ということをご存じの方も多かったと思いますが、その背景には長い歴史と意外な事実があったことが分かりました。

 

長かった猛暑の夏もやっと終わり、本当に過ごしやすい季節となりました。皆さん、“食欲の秋”、“読書の秋”、“芸術の秋”を楽しんでください。

 

 

<今日のビジネスで使えることわざ>

“学問に王道なし”

「There is no royal road to learning.」

 

JT

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