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“英語の達人への道 : Episode #31” イギリス特集 (7) イギリス人、本当はコーヒーが大好き!?

 

 

前回のEpisodeではイギリス人の食文化についての話でしたが、今回は食文化にも欠かせない飲み物についてです。

 

日本人のイメージではイギリス人は紅茶が大好きな国民で、毎日のブレックファストやアフタヌーンティーで紅茶を楽しんでいるイメージです。

また有名な紅茶ブランド、TwiningsFortnum & Masonも世界中で知られています。

イギリス人は本当に紅茶が大好きなのか調べてみました。

 

 

 

イギリスと言えばアフタヌーンティー!

 

 

イギリスで紅茶といってまず思い出すのがアフタヌーンティーです。

日本でもブームになりましたが、正統な英国式スタイルは三段重ねのティースタンドを前に行うのが正式のようです。

 

伝統的なテーブルセッティングは、下段にサンドウィッチ、中段にケーキ、上段にスコーンが載せられています。

 

ところでアフタヌーンティーの起源は19世紀初頭ビクトリア時代まで遡ります。

当時のイギリスの貴族階級の生活は、朝はゆっくりと起きて遅めの朝食兼昼食をとり、夜8時過ぎからはじまるディナーやパーティーまで食事をとらない1日2食のライフスタイルでした。

 

また当時女性はウエストが細ければ細いほど魅力的であるとされ、コルセットは必須アイテムでした。

貴族階級の女性はコルセットで締めつけくびれを作り、その上に重いドレスを身に纏って暮らしていました。

 

そのため女性たちは、コルセットの息苦しさで頭痛や息切れに悩まされ、午後4時頃になると空腹も重なって失神する貴婦人も絶えなかったようです。

 

そんな中、ベッドフォード公爵夫人のアンナ・マリア・ラッセルという方が、午後4時の嫌な気持ちを吹き飛ばすために始めた儀式的な催しがことの始まりということのようです。

 

最初彼女は内緒で自分の部屋で紅茶とケーキを食べはじめましたが、その後友人を招いてオープンにお茶を楽しむ会になったのが起源と言われています。

その後この会が上流貴族の間に広まり、19世紀後半にはアフタヌーンティーと呼ばれるようになりました。

 

今でもイギリスでは女性を中心に紅茶を多く飲まれる方は多いようです。

 

 

イギリスでもコーヒーが飲まれていた歴史的な背景とは

 

コーヒーは15世紀半ばにアフリカで生まれ、その後ヨーロッパで飲料として発展して行きました。

イギリスで紅茶が飲まれるようになったのは18世紀に入ってからで、これまでの植民地であったセイロン(スリランカ)やインドではコーヒーが盛んに栽培されていて、イギリスでも多くのコーヒーが飲まれていました。

 

当時土地を所有し経済を支配していた貴族や地主などの上流階級に対して、コーヒー、砂糖、綿花など自国で栽培されていない農作物を扱う貿易商人たちは、国内に新しい独自のコミュニティーと新しい経済の仕組み作り出して行きました。

 

モノを運ぶ海運業、船荷に対する保険、資金調達の株式や先物市場、新聞・出版などの新しいシステムが作られたのは貿易商人などが集まるコーヒーハウスで、このコーヒーハウスがコミュニティーの場として大きく発展しました。

 

1650年に最初のコーヒーハウスが出来てから、ロンドンには約3,000件のコーヒーハウスがあったということです。

 

ところが17世紀中ごろにセイロンやインドではサビ病という植物の病気が大流行して、コーヒーが全滅してしまいました。これによりイギリスはヨーロッパにおけるコーヒー貿易覇権争いで宿敵オランダに負けてしまいました。このためセイロン、インドでは17世紀後半からコーヒーの栽培から紅茶の栽培に完全にシフトしてしまいした。

 

この事がイギリスで紅茶が多く飲まれるきっかけにもなりました。

 

 

現在のイギリスはコーヒーが紅茶よりも大好き!

 

コーヒー消費量の世界ランキングによると、

第1位 ルクセンブルグ 

第2位 フィンランド 

第3位 デンマーク

 

その後ノルウェー、スイス、スウェーデンと欧州の国が続きます。イギリスは第14位で、日本は第30位となっています。

 

ちなみに、紅茶の世界消費量の世界第1位はトルコ、第2位はアイルランド、第3位はイギリスとなっています。

 

英国大衆紙「メトロ」の最近の調査によると、イギリス人の約60%が紅茶よりもコーヒーが好きという結果が出ています。

ちなみに、イギリス人が1日に飲むコーヒーは約4杯で、多くの人が自宅にコーヒーマシーンを所有しながら、店やカフェでもコーヒーを購入し、1年間に費やすコーヒー代は676ポンド(約10万円)にもなるそうです。

 

また若者は紅茶よりコーヒーを好む傾向が強いようです。

 

日本人がイメージする、「イギリス=紅茶の国」のイメージは現在のイギリスには当てはまらないようです。

ただ紅茶を愛する文化は現在も残っています。

イギリス人は紅茶もコヒーも大好きな国民のようです。

 

 

 

<今日のビジネスで使えることわざ>

“良い事には必ず終わりが来る。

All good things must come to an end.

 

JT

 

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