TOMO〜NI Business English Centre 大阪府守口・門真エリアのビジネス英会話スクール

COLUMN

JT

“英語の達人への道 : Episode #25” イギリス特集 (1) 日本人はなぜイギリスや英国と呼ぶのか?

 

 

今回から5回のEpisodeに分けてイギリスについて学びたいと思います。

日本とは歴史的にも非常に関係の深いイギリスですが、皆さん意外に知らないことが多い国ではないでしょうか?

 

 

日本人はなぜ「イギリス」や「英国」と呼ぶのか?

 

まず今回のEpisodeでは、なぜ日本では「イギリス」、また漢字では「英国」と呼ぶのかその由来を紐解いてみたいと思います。

 

イギリス人が初めて日本に来日したのは1600年、彼の名前はウィリアム・アダムスと言い、後に日本語で“三浦 按針”と名付けられました。ところで初めて日本に訪れたヨーロッパ人はポルトガル人で、ウィリアム・アダムスが来日する約60年前から日本との貿易を始めました。

 

その当時イギリスとウェールズはすでに一つの国として統一されていて、その国名を「England」と呼んでいました。またその頃はポルトガルとイギリスは戦争の真っ最中で、ポルトガル人は日本との貿易利権を独占するためにイギリス人を共通の敵として日本を扇動したと言われています。

 

実はそのポルトガル人が使うポルトガル語がイギリスの語源となっている説があります。

ポルトガル語の「Ingles」「English」の意味で、この単語の「エゲレス」という発音がイギリスの語源になったという説です。

 

 

また他の説では、江戸時代には多くのオランダ人が貿易のために来日していて、彼らが話すオランダ語では「English」のことを「Engels(エンゲルス)」ということから、オランダ語にも「イギリス」の由来があるとも言われています。その後の時間の経過と共に発音が変わり、江戸時代末期までには「エゲレス」から「イギリス」に変ったのが有力説とされています。

 

 

また幕末時代になると、イギリスを表すのに「英吉利」という漢字を使うようになりました。

この漢字は中国語が語源となっていて、中国語の「English」の発音に近い「インチーリー」の発音からの当て字が「英吉利」となりました。

 

「英国」という漢字は、「英」は「英吉利」から取り、「国」と組み合わせて「英国」という短縮した言葉が作られたという説が有望です。ちなみに中国語でも同じ「英国」で表します。

 

その後、イングランドはスコットランドが合併して「United Kingdom: UK」という国が出来ましたが、日本ではそれ以降も慣れ親しんだ「イギリス」「英国」を現在まで使い続けています。

 

 

ちなみに、なぜ「アメリカ」を表すのに「米国」を使うのか?

 

アメリカを表す漢字は、現在では「米国」「亜米利加」と表記するのが一般的ですが、幕末期までの多くの書物では、アメリカは「亜国」「亜墨利加」と表記されています。

 

しかしジョン万次郎が使っていた「メリケン(米利堅)」の表現の方が、「メ」にアクセントがある本来の発音に近いこともあり、世間に広がりアメリカの漢字表記も「亜墨利加」に変わって、「亜米利加」「米利堅」が使用される様に変化していきます。

 

また「亜細亜(アジア)」との、「亜」の重複を避けるなどの理由もあり、日本語でのアメリカを表す漢字は「米国」「米利堅」と表記される様になっていったと考えられています。

また新聞や報道では意味を損なわずに文字数を減らすことができる、「米」「米国」が日本ではさらに普及したと理由と考えられています。

 

ちなみに、中国では漢字音による「美国」が使われていますが、日本では使われることはありませんでした。

 

 

次回のEpisodeではイギリスを表す英語である、「England」「UK」「GB」の違いについて説明したいと思います。

 

 

<今日のビジネスで使えることわざ>

“始めが肝心”

「Well begun is half done.」

 

JT

 

CONTACT US

お電話・Webフォームから
お気軽にお問い合わせください!

無料体験レッスン 個人向け お問い合わせ 企業向け お問い合わせ