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“英語の達人への道 : Episode #14” 「アメリカ英語vsイギリス英語(2)」 アメリカ英語とイギリス英語の違いはなぜ生まれたのか?

 

前回のEpisodeでは、アメリカ英語とイギリス英語は同じ英語なのに発音、単語やスペルの違いなど多くの相違点があることが分りました。

 

今回はアメリカ英語イギリス英語の違いがどうして生まれたのかを説明させて頂きます。

 

 

 

アメリカ英語とイギリス英語の違いはなぜ生まれたのか?

 

文化人類学の定説に、”文化や言語は遠隔の地に温存される。そして発祥地と伝承された地では発祥地の変化がより速い”という定説があるそうです。

 

両国の言語の違いはアメリカとイギリスが歴史的に別々の異なった文化的影響を受け、それぞれ違った進化をしてきたと考えられます。

 

 

アメリカ英語の誕生はアメリカ合衆国としての独立が起源!

 

ご存じのように、アメリカはイギリスの元植民地、16世紀後半からアメリカ大陸に入植したイギリス人は当時自国語である古いイギリス英語を持ち込みました。

 

その後、アメリカは1776年にイギリスから独立すると、独立の象徴としてイギリス英語と違いを際立てるためにアメリカ独自の辞書を作り始めました。

 

この辞書を編纂したのがノア・ウェブスター(Noah Webster)という教育者です。

 

ウェブスターはアメリカ英語のスペルを単純化するだけでなく、かつてのイギリス式文法やルールから脱却し、独立の象徴として1828年 アメリカ版辞書「An American Dictionary of English Language」を編纂しました。

 

この辞書では例えば、「colour」「honour」などフランスから影響を受けたイギリス由来の「u」を外したり、語尾の「-ise」「-ize」に変えました。

 

これはアメリカ英語のスペルは話すときの音を反映すべきという彼の考えによるものでした。

 

アメリカ合衆国独立という出来事がアメリカ英語誕生のトリガーとなりました。

 

 

フランスの影響を受けたイギリス英語の変化!

 

一方、1770年代初頭イギリスでは、南部に住む裕福な上層階級の人々がそれ以外の地域の人々と区別をつけるために独特の発音を取り入れ、現在のイギリス人が容認発音(Received Pronunciation : RP)と呼ぶ話し方がロンドンエリアに急速に広がりました。

 

大西洋の遥かかなたのアメリカ大陸で生活していたアメリカ人は、イギリス本土で起きているこの変化に全く影響を受けることはありませんでした。

 

またその後イギリスでは第2のフランスブームが起き、フランス語が大変流行しました。

 

特に上層階級の人々を中心にフレンチスタイルの生活様式を取り入れたり、普段英語ではなくフランス語を話す人々も現れてきました。

 

このフランスブームの影響によりイギリス英語はフランス語の影響をさらに受け、フランス語に近い言葉にさらに変化をして行きました。

 

 

文化人類学の定説にあてはまる英語の変化

 

アメリカ英語とイギリス英語の違いは、イギリスとアメリカの両国がこれまで別々に影響されてきた文化的影響により、それぞれ違った形で変化してきた結果と言えます。

 

冒頭の定説によれば、遠隔地のアメリカでは古いイギリス英語が温存されていて、発祥の地であるイギリスではより変化した新しい英語が話されていることとなります。

 

また言語は日々変化しますので、その変化のスピードは発祥の地であるイギリスがより速いということになります。

 

 

 

次回のEpisodeでは、アメリカ英語とイギリス英語の単語や表現の違いについて詳しく説明します。

 

 

<今日のビジネスで使えることわざ>

“郷に入っては郷に従え”

「When you are in Rome, do as the Romans do.」

 

JT

 

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