TOMO〜NI Business English Centre 大阪府守口・門真エリアのビジネス英会話スクール

COLUMN

JT

“英語の達人への道 : Episode #18” 「アメリカ英語 vs イギリス英語(完結話)」 どちらの英語を勉強したらよいのでしょうか?

 

これまで5回のEpisodeで、アメリカ英語とイギリス英語は同じ英語でもいろいろな違いがあることが分りました。それでは私たちはどちらの英語を学んだらよいのでしょうか?

 

 

アメリカ英語とイギリス英語のどちらの英語を勉強すべきか?

 

アメリカ英語とイギリス英語には細かい部分で違いはありましたが、どちらも本質の部分は大きく変わりません。大切なことはまず2つの英語には違いがあることを正しく理解し、自分自身のニーズに合わせて勉強することです。

 

日本人は英語が喋れないとよく言われますが、それでも多くの日本人は中学校からアメリカ英語をべースに長い時間学んできており、これまでに蓄積されている英文法、語彙などの基礎知識は日本人の資産だと私は思います。

 

これから本格的に英語を勉強したいという方にはこの資産を生かしながら、”アメリカ英語をベースにした勉強”を推奨します。その方が単純に英語を受け入れやすいからです。

 

一方で、ある程度のレベルに達しているビジネスパーソンから質問があった際はまずはお尋ねします。“あなたが英語を勉強している目的はなんですか?” どちらの英語を勉強するにしても目的が明確になっていることが大切です。

 

例えば、将来イギリスに留学を目指す人や、欧州駐在員として出向の予定のある方には、”イギリス英語をベースに勉強し、完璧なレベルの英語力を目指してください”と私はアドバイスします。

 

また日本でグローバル企業に勤務され海外関連のお仕事をされている方には、”アメリカ系企業と仕事をすることが多ければアメリカ英語、イギリス系企業と仕事が多ければイギリス英語を中心に勉強してください”とアドバイスします。

 

最も大事なポイントは、どちらの英語でも構わないので自分自身の”英語の軸”をまず作り上げることです。それは最初に説明したようにアメリカ英語でも、イギリス英語でも英語の本質の部分は変わらないからです。

 

 

グローバリゼーションが加速する中、多様性に対応できるリスニング能力を養うこと!

 

ところでグローバル化が益々加速する中で、多くのグローバル企業はビジネス・コミュニケーション力を持ったグローバル人材をこれまで以上に求めています。

 

このような大きな変化の中で、海外事業関連の仕事をするビジネスパーソンに求められることは”多様性への対応力”です。つまりアメリカ人やイギリス人ばかりでなく、アジア、ヨーロッパ、アフリカなど世界中の人達と英語でコミュニケーションが的確にかつ柔軟に取れることです。

 

例えば、“Monday(マンダイ)”とローカライズされた英語発音をするオーストラリア人や、巻き舌の早口で一方的に喋り捲るインド人、また中国語なまりの英語を自信たっぷりに話す中国人など、これまで聞いたことのない英語発音で彼らは遠慮なく話して来ます。これら様々な国の人達とのコミュニケーションを行う場合に最大の問題となるのが”リスニング力”です。

 

私は初めての海外赴任地はアメリカで、私の耳の筋肉はアメリカ英語により鍛えられました。その後アメリカからイギリスに転勤になった時に、“snobbish”なイギリス英語に全く耳が反応せず、聞き取れるまでに相当の時間がかかりました。今でもイギリス英語のリスニングは不得意です。

 

またシンガポールに赴任した時には、“Singlish”にも苦しめられました。部下のシンガポール人が話す、中国語、マレー語が交じったシンガポール特有の英語発音には慣れずここでも大変苦労の連続でした。

 

 

ところで、皆さんご存じのTOEIC L&Rテストですが、私が受験していた2000年初頭までリスニング問題は全てアメリカ英語の発音でした。しかし2006年にTOEICが全面改定され、リスニング問題ではアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5ヶ国の英語発音が均等に使用されることになりました。

 

私の苦手なイギリス英語をベースにした発音が増え、最近受験したTOEIC L&Rでもリスニングには苦戦を強いられました。これはTOEICを主催する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)がグローバルゼーションの流れに対応した証拠です。

 

 

世界の英語を実際に聞いてみよう!

 

繰り返しになりますが、今多くの企業が求めるグローバル人材像は”英語をツールとして使いこなし、世界中どこでもフレキシブルに任務に対応できるコミュニケーション能力の高い人材”です。

 

求められる人材像にマッチするためには、まず”世界中で話されている様々な英語に対するリスニング力を強化する”と同時に、”自分の言いたいことを論理的かつ簡潔な英語フレーズで正確にコミュニケーションできる力を身に付けること”が必要です。決してネイティブの様に流暢な英語を喋れる必要はないということです。

 

ところでリスニング力を強化する上で便利で最適なツールがインターネットです。サイトを検索すると色々な国の英語発音を聞けるYouTubeがたくさんあります。

 

例えば、私が大好きな英語系YouTuberの“だいじろーDaijiro”さんの動画は非常に参考になります。インド、シンガポール、スコットランドなどの世界中の難解な英語発音について分りやすく解説してくれています。特にインド人の英語を聞いたことのない方は多少ショックを受けると思いますが、是非下の動画を見て下さい。そして日頃から世界中で話されている多種多様な英語に耳に馴染せてみてください。 

 

 

本物のインド英語が凄すぎるw【Mallika Vlogs】 – YouTube

 

 

これまで6回にわたり特集しました「アメリカ英語 vs イギリス英語」は如何でしたでしょうか?

 

同じ英語にも関わらずアメリカ英語とイギリス英語では発音、スペル、文法や使う単語が異なることが分りましたが、これは英語の難しさであり、面白さでもあります。

またその違いは2つの国の歴史的な環境や文化を背景に発生したということも分りました。

 

その違いを学び、アメリカ人やイギリス人とコミュニケーションを取る際に、相手に合わせて単語の発音や語彙、またスペルを変えてコミュニケーションを取ってみるのも相手の国の文化に理解を示すひとつの方法ではないでしょうか?

 

 

今後のEpisodeでもアメリカ英語やイギリス英語についてもっと深く学びたい方にお勧めの書籍、ポッドキャスト、YouTubeを紹介していきます。お楽しみに!

 

 

 

<今日のビジネスで使えることわざ>

“覆水盆に返らず”

「It’s no use crying over spilt milk.」

 

JT

 

CONTACT US

お電話・Webフォームから
お気軽にお問い合わせください!

無料体験レッスン 個人向け お問い合わせ 企業向け お問い合わせ